こんばんは。
シニアリノベーションよきまです。

認知症によるニュースや情報番組が数多くある中で、自分のお父さん、お母さんは高齢になっても変わらない・・・。

なんとなくそう思っていること、ありませんか?

私もそうです。

年を取れば、容貌は変わるだろう、多少行動が「お年寄り」っぽくはなるだろう、と思ってはいますが、

・自分のことを忘れてしまう
・これまでと全然違う言動が増える
・さっき言ったことを忘れてしまう

というようなことは、あまりないだろう!と思っている時間がありました。

けれど、自分が20代の感覚でいても、さまざまなところで40代であることを自覚する以上に、親が年齢を重ねる変化は大きいです。
頻繁に会えなければ会えないほど、それは強く感じますね。

時に認知症が進むスピードは、小さい子どもの成長するスピードくらい早く感じます。
そんな時、どう対応しますか?

そんな動揺を描いている漫画があります。

母はハタチの夢を見る」(逢坂みえ子)です。

講談社コミックプラス~20160713今日のおすすめ~
(逢坂先生のインタビューもありますし、試し読みも出来ます)

特に配偶者であるお父さんの「認めたくない感じ」、とてもよくわかります。
冗談で「ボケたな~」と言っているのとは違う、本当はちょっとわかっているんだけど、妻の現実を受け止められない。
そんな描写がリアルです。

私の母は、2年前に認知症と診断され、現在要介護度1です。
もの忘れ外来でのやりとり以降、ピタッと対応を変えましたが、その前は忘れる母をすごく責めてしまっていたと思います。

父は母のそんなところを理解している部分と、理解しきれていない部分を持っているように感じます。

もともと天然な母です。
いつも通り、つっこみたくなるようです。

私は、そんな父も心配しています。

もしも、お近くでこの漫画のような出来事があるようでしたら、早めに専門機関の受診をお勧めします。
ただし、お勧めする場合は、細心の注意が必要な場合もあります。
「誰に」「どのように」伝えるかを意識してくださいね。

早めの対応で、症状を遅らせる、改善できる場合もあります。

今後も、おすすめの本、読みやすい本を時々ご紹介します^^。